みちの駅を出て、山中湖へ行く道すがら、恒例の一人ひとりの走行写真を撮影。 この写真を毎回楽しみしているお客さんも、沢山いる筈。 取材のプロにかっこよく撮られることだし、専門誌BGに掲載されるチャンスでもあり、みんな緊張している。 ポイントの少し手前で停車し、1台1台間隔を空けてスタート。30台以上だから、かなりの待ち時間がある。後半になって、残り数台になった。 エグリ・マッハの持田さん、2ストの、もうもうたる煙が凄い!これって、いつもより多い?ずっと停まっていると、空冷なのでオーバーヒート気味?スタート出来ない!エンジンが掛かっていても走れないのだ!やむなく、トラックの荷台へ鎮座することと相成る!
そうこうするうちに、携帯に、まさかの事故の一報が!急遽トラックで先に進んでいくと、トライトンと、その傍らで事故処理をしている店長と、カメラマンの姿が。 左コーナーで気合が入り過ぎ、サイド・スタンドと路面が接触。その反動で対向車と・・・・。不幸中の幸いで、佐藤さん自身は立ち上がっている。 路面に漏れたオイル、車の冷却水などを、枯れ葉を撒き散らし、応急処理をする。と、またもやその現場の先方で、SOSが・・・・。 350 SSの平川さんが、ガス欠?で止まっているらしい。見ると、リザーブまで使って、タンクは空っぽらしい?何でそんなに燃費が悪いの?と考える余裕もなく、とりあえずガスを分けて、エンジンがかかることを確認、先の事故現場へまたまた舞い戻る! カメラマンの鈴木さん、BGの安生さんには、この先の山中湖へ、平野の先導で向かってもらった、全員を足止めするわけにはいかず、先に昼食をお客さんと一緒に・・・・と頼む。 ひと通り事故の処置が終わり、われわれも山中湖へ向かう。その前に、エグリ・マッハの、酔いも冷めた?のではと、荷台から下ろす。 キックするとすぐに掛かり、正常っぽい。これなら走れそうだ!トライトンを荷台に乗せた佐藤さんと一緒に、後の全員が、山中湖のめし処へ向かった。 食事を終えた後は、山中湖畔で、今回参加した全員の集合写真を撮る。みんな食事を終えた満腹感か?愛想がいい!写真にも笑みが、溢れている。 そして帰路、御殿場ICへ向かい、ひた走る。CBX1000で初参加の成田さんが、先頭でさあ出発。その最後尾をトラックで行くと、上り坂の途中に、何故か?1台止まっている。 350SSの平川さんだ!スタッフの平野と、Z 1 Rの宇賀神さんが、付き合ってくれている。どうやら、急坂は登れないらしい。さっきのエグリと同じ症状だ。 標高も関係しているかも。 トライトンの後ろの荷台に、積み込む。バイク積載はいいのだが、トラックの1列に男3人乗ると・・・・むさ苦しいこと、おびただしい。真ん中が女の子なら・・・・。とマジ考えてしまう。(苦笑) そんな状態で、御殿場へ向けて走る。帰路のインターまでは、思ったより長い! 「まだか!まだか?」と焦る。足の痛そうな佐藤さんには、なるべく負荷掛からないように、気をつかう。 でもようやく、インターから入り、海老名パーキングまでは、思ったより早く着いた。例年は集中工事の時期で渋滞は付き物だが、今年は何故か?工事はなかった。 350SSの平川さんは、海老名までくれば、エンジンの調子は戻ってるはずだ! と、荷台の上で試みに始動してみる。良さそうだ!OK!平川さんは嬉しそう。 荷台から下ろし、ここからは彼が自走する。 夕刻5時のチャイムの音とともに、解散の時間が来る。はてさて、今年の秋は、どんなツーリングになるのだろうか!!?
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