天候:快晴 試行錯誤の末決めたのが、あの時代小説で有名な、甲源一刀流「音無しの構え」の、机龍之介が活躍する大菩薩峠!といっても、知ってる御人はどれほどいるかな?を候補地に。 調査部員は、念入りな事前調査に出向いたうえ、「まあ、いいと思うよ!」と、称賛する(何?そっけない返事だって?)結果を報告! スタッフ一同も、安堵の胸をなで下ろし?決定した次第!という訳で、大いに今回の記事、期待して見てちょうだいね!! (前書き:井上 肇) 早朝6時過ぎに家を出る。肌寒い。気温は、15度!でも今回は、私が伴走トラックの役目なので、寒さの心配はない筈。 薄暗い街は、まだ眠ったまま。東に向かっていると、徐々に朝日がまぶしくなってくる。 6時40分、タイムトンネル着。私が1番だと思っていたら、CB750K1の中村さんが既にいた。ちょっと驚く。 5分ほどすると、グッチ・アンバサダーの磯目さんも到着。それに続いて、次第に参加するお客さまも集まってきた。 前日用意していた、工具類やケミカル関連を、トラックに積み込む。そうこうするうちに出発時間となった。 待てよ!1台だけまだ来ない。今回参加予定の、紅一点の美女、KZ 550の中村さんだ! 男だけのツーリングの中で、恐れをなしたのか?そんなことはない筈!店長が確認の留守電を入れて、とりあえず出発する。 朝8時、数十台のバイクが一斉にエンジンに火を入れて、アイドリングを行う。店の裏側が住宅地なので、ちょっと騒音が気になる。
まずは中央高速調布インターを目指す。私はトラックで最後尾なので、あっという間にバイク連中は見えなくなった。 1人寂しくドライブする状態に。なぜか?孤独感が襲う! 調布インターは案の定、通勤の車が連なっている。左端に店長のDT1と、CB400Fの及川さんが、通過に手間取っていた。 2人を追い抜いてしまったので、高速に合流する手前で待つ。伴走トラックなので、最後尾が基本のポジション。 間もなく2人がきたので、走り出す。
調布インターを出発して五分もしないうちに、高速道路左はじに止まっているバイクがいる!! 嫌な予感!何だ!パンクか?誰なのか?・・・・。 瞬時に色々考える!なんと、店長のDT1だ!その前にトラックを止める。「エンジン、駄目らしい!」と店長の言葉。 仕方ないので、早々とトラックの荷台に積み込む。不名誉な?故障車第1号が、何と店長とは・・・・!本人も、すっかりめげている。 どうやら、ピストンが溶けた?らしく、後輪がロックしたらしい?エンジンブロー?それにしても、あっという間なので、早すぎる。 DT1と店長を乗せ、しばらく走り、まずは石川パーキングで停車。見るとそこで合流予定のお客さまも、十台くらいは待って居る。 みんなが集まっている前に、故障車を乗せたトラックが停車。みんなはそれを見て、クスクス笑うしかない! まあ事故ではないので、笑い話になった。本人はショックを隠せない様子だが・・・・。
出発時間となり、インターを出る。例の紅一点?は、まだ合流していない。ほどなく八王子料金所に到着。 そこでは英国車3台が、左端で待っている。BSA:RGSの吉永さん、同じくRGSの及川さん、遠方から電車で店まで来て、車検上がりトライアンフTR-6で参加の、市毛さんの3台だ。クラシック英国車は3台揃うと、その走りも絵になる。 後ろをトラックでついていくが、やむなくトラックに便乗している店長は、その後ろ姿の勇姿を、カメラに収めている。 私も英国車で、あの仲間に入りたいなあ!と思いつつ、トラックを走らせる。 しばらくすると、だんだん上り車線になってきた。と間もなく、及川さんのRGSがスローダウンしてきた。 他の2台に、先に行け!と合図している。どうしたのか?左側の登坂車線に入り、ほどなく止まってしまった。 及川さんの話によると、速度が出なくなってきたらしい?念のため、無理はせず、止まったということだ。 そこでRGSをトラックに積み、男3人が乗ったため、トラックの中はぎゅう詰め状態!3人とも小柄ではなので、通勤の満員電車のごとく、肩がぴったり触れ合う!ああ、この状態が、女の子なら許せるのに……。 ほどなく上野原インターに到着。ここで店長はトラックから離脱し、何故か?坂さんとタンデムで走るという。 やれやれやっと2人になった!と思いきや、みんなが走り出したが、エンジンがかからない1台がいる。 H1Aの石田さんだ。前回も時々エンジンがかからず、押し掛けで何とか完走した経験もある1台だ。 何人もキックしてみたが、ダメ!料金所から下り坂になっていたので、それを利用し押し掛けを試みたが、エンジンは息を吹き返えさない。 仕方なしに、これまたトラックに積載。またトラックの中は3人に!荷台には、DT1、RGS、それにH1Aの満載状態。
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