タイムトンネルツーリング:大菩薩峠への旅

上野原インターからは、くねくねした山道が続く。国道20号を下って、県道33号へ。甲州街道もこの辺までくると、それほど広くはない田舎道だ。
ぎゅう詰めのトラックの中の会話は、バイクの話からいろいろな話に盛り上がる。県道18号はさらなる山道で、途中からだんだん狭くなり、上りも急になってきた。
可哀想にトラックは、重量物?3人+3台で、超過積載状態!しかも、ガソリン車の登坂力のなさで、上り坂がきつくなる。
先行していたバイクの姿は、とっくに視界にはない。結構きつそうなヘアピンカーブが連続し、便乗している2人は、「バイクで走りたかった!」と、悔やむことしきり。
周囲は杉林で、所々に集落があり、大自然に囲まれての生活ができそう。とはいえ、自分にはそんな生活は、耐えきれないだろ!とも考える。


そんなことを思いつつ運転していると、休憩場所の“のめこいの湯”に到着。ここまでは、それほど時間は経過していない。 みんなは既に集まっていて、各自まったりしている。H1Aを荷台から下ろし、平野が早速チェックする。始動OK!走れそうだ。 前回もそうだったが、点火系が冷えるとエンジンがかかる。そこから次の目的地、大菩薩の湯までは、あと僅か。頑張らねば!


街中に入ると長い隊列が!信号、一度に渡れるかな? 最後尾は特に大変!強引についていくか?ダメ!安全運転!!
街を抜け、とりあえずほっとする。のどかな風景が続く! 曲がり角で、一旦停止し後方を確認する。みんな曲がったかな?
紅葉の季節のツーリングは、こうでなきゃ!色づいた山道が続く! 相思相愛の2人?いや〜あ!嬉しそうですねぇ!!
おっ!凄いバンク角!?何だ、カメラが曲がっているのか!! ワインディングロードは、腕の見せ場!でもコケないでね!!
小休止でとりあえずほっとする。さて、もうひと走りだ! 雄大な景色の中をひた走る!そろそろ腹も減ってきた!

花魁渕を通過し、大菩薩ライン⇒柳沢峠。この道は景色が素晴らしく、「ああ、バイクで来たかった!」との印象。
大菩薩の湯に。12時40分に到着。食堂に入ると、大広間の座敷に、長いテーブルが置かれている。他のお客さんも数人。
ここで紅一点、KZ 550の中村さんが合流。聞いたら朝起きれなかったらしい!留守電を聞いたが石川パーキングが分からず、東名の海老名パーキングへ行ってしまったらしい。
ということは、かなり走り回ったはず。よくこの山奥の場所が分かったものだ!と感心。

目的地、大菩薩湯に到着した旧車軍団!「さあ待望の、昼飯へ行こうぜ!!」 救急車の上?に残されたバイクたちが可哀想!
 
この階段を上ったら、飯と温泉の、極楽が待っているぜ!  

「さあ、いよいよ昼飯だ!」と全員でテーブルを囲み、ボリュームある昼食に、ありつく。
山梨と言えば、ほうとう。その位有名らしいが、自分は食べるのは未経験。ただし見た目から味は想像できたが、思ってたよりはうまい!
それに体が温まる。特にバイクで来た人は冷えたため、有り難かったらしい。

「どこに座ろうか?席順はみんな勝手に決めて!」 やっと落ち着いた!それにしても、撮るカメラ、ぶれてるよ!
 
食事前の、店長の挨拶!「えーと、これがこうして、ああなりまして・・。」  
各自に昼飯が出てきてご満悦!思わず顔もほころぶ!!
頼んだほうとうのセット!うまそうだなあ!食ってないからわからん? テーブル手前の御人は、好きな酒を傾ける!(嘘!お茶です。)
 
それにしても、みんな飯の時は、幸せそうな顔になるのかな?  

みんなは食事後、やはりバイクの元に集まる!クラウザーの衛藤さんが、下り坂に止めた際にスタンドが戻って、倒れてしまったらしい。
見てみると、ウインカーが破損したらしく、応急の措置でビニール・テープで縛り付けてある。
このウインカーは、新品と交換したばかりで、本人はショックを隠せない様子。テープを外すと、ラッキーなことに、ウインカーとステイも壊れてはいない。
無事、元通りになった。
RGSの及川さんは、早々とリタイアしたため、「私は温泉につかります!諦めて、温泉旅行に切り替えました!」と行ってしまった。
 
タイムトンネル秋の2014年ツーリング
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