世界の名車が集結! タイムトンネル2011年秋のツーリング

タイムトンネル秋の2011年ツーリング
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熱海の町は、2〜3車線のある一方通行だが、信号も多い。多分信号で分かれてしまったのだろう。ここで不運だった?のが、後ろのグループの先頭が青いHI−Aのお客さんだった事。
このHI−Aのお客さんは、何度も箱根にツーリングに来ているベテラン、道にも非常に詳しいが、少し軽率な感じも、なきにしも?の人だ。

この熱海から箱根へ上る一般的なルートは、もっと南へ行き、右折して登っていくルートが常識である。しかし、今回は熱海から少し北へ戻った所を左折して登っていくルートを想定した。(事前に地図は配ったが、彼はたぶん確認していない?)
この事を知らなかった彼のHI−Aは、当たり前のように海沿いを南へ、後続の人たち数台を引き連れて行ってしまった。
自分もこのルートを見間違うことを、感じていなかったため、対応が遅れた。先頭集団は北へ、残りはHI−Aについて行き南へと、泣き別れ?。少しして、そのことに気がつき、南へ行った人たちを追いかける。


熱海に到着!いやあ、これだけの台数だと、確かにまとまるのは大変だなぁ!! 熱海市内の分岐点へ!信号待ちでM嬢、カメラを意識?嬉しいけど危ないから、前を見てね。
 
市内を抜けて、十国峠のレストランを目指す。ところが、突然思わぬハプニングが!  

店長のトラックは、その分岐点に残った。必死に追いかけて…ようやく追いついた。不幸中の幸いだったのは、追いついた集団は、比較的飛ばさない人たちだった事だ。
その人たちを連れ戻し、ようやく箱根への山を登り始めた。道はかなりタイトなコーナーで狭く、結構キツイ登り。250ccのTR25Wは、さすがに排気量の差が出るようで、遅れ気味。
一速、二速常用のヘアピンのような登りコーナーをゆっくりと進む。ミラーにはBSA RGSレプと、トラT110がコーナーを抜けてくるのが写る。ほどなく昼食のレストランが見えてきた。
広い駐車場には、すでに到着していた旧車が並んでいる。やれやれ!安ど感が湧いてきた。


熱海峠を走る2スト勢!もうもうたる白煙は、あたかも忍者軍団!あたりの風景を隠すほど!! やれやれ、分離した集団も、追って到着!これで十国峠に、めでたく全員集合?!!
「ほんと、お騒がせしました!!」 分離した一方の軍団長?I氏と、必死に連れ戻した工場長。 さて待望の?ランチ・ブレーク!みんな行ってしまったので、私も早く行こおっと!!
人影がなくなった駐車場の旧車たち!これだけ揃うと圧巻!私も腹がすいたので休憩。

昼食の時間、話の合うお客さん同士、みんなニコニコ顔、
携帯番号や名刺を交換したり、情報交換、他のバイクを眺めたりと、自由な時間を過ごす。

皆さん食べるときは、ニコニコ顔!人間、腹が減ったら、誰しも不機嫌になるよね!! 食事の時間はみんな天国!自然に顔もほころぶ!みんな何を食べているのかなあ!
戸外のベランダで、食後のしばしの休憩!いやあ、それにしても最高の天気だ!! オヤっ!2人は水入らずで、食後の休憩!趣味が共通していると、いいよね!

みんなヘルメットを脱いだところで、全員ツーリングの記念撮影!「はい、チーズ!」目をつぶってしまった人もいて、カメラマンは何度も撮影、大変そう!!
上天気の中で、全員の記念撮影!5〜6枚撮ったが、目をつぶった人もいたので、最良の1枚!!

次は初めてGSで給油タイム。これほどの台数だと、給油はかなり時間がかかる。
GSまでの道で、トラのワンテンがガス欠でエンジンストップしたようだ。それにGSではアクシデントが・・・・。BSA RGSレプが立ちゴケ…。車体を支えていた左足が滑ったらしい。
チェックしてみると、クラッチレバーが曲がった位で、ラッキーな事に他にダメージはなさそうだ。あの高価なメッキタンクがべっこり!なんて、想像しただけで悲惨すぎる。

おっと、トライアンフ・ワンテンが、ガス切れか?こんな時、伴走車の有難さが身にしみる!? ということで、全員が給油タイムとなる!だがしかし、・・・!?
 
恐ろしく時間がかかること、おびただしい!でもこれも、集団ツーリングの常、我慢しよう!!  

有料道路の芦ノ湖スカイラインへ。晴れていればここは最高の景色だが、この日はガスも出ず、なかなかの晴れ具合い。そこで、走行写真を撮る。
まずはみんなが一緒に走っているところを前から撮る。なかなかうまくいかない。自分の先導技術が未熟かも…。そうこうする内に休憩場所へ到着。ここで集合写真と、希望者によるバイクと個人の写真撮影をする。

それが終わると、一人一人の走行写真を撮影することとなる。この一人一人の走行写真は、非常に楽しみ。少し先の右コーナーでカメラマンが待ち構えて、そのポイントめがけてスタートしていく。だれもが緊張して走って来る。

さて、芦ノ湖スカイライン料金所に、全員集合!これから、過激な走りの競演?の撮影だ!!
みんなのテンションは、上がり気味!!
次は、お待たせの走りの写真!1番手はKZ1000 K氏の、見事なライディング・フォーム!!
常連のお客様、T氏のZ1カスタムの、華麗なる走り!!
古典の英国車でも、これだけの走りが・・・・?ウエアもお似合いですよ!!
戦闘的な走りが似合う、トライトンのK氏、見事なフォームは、まさに、カフェ・レーサー!!
同じく、戦闘的な走りで追い上げる、BSA-RGSの S氏!ウエアも決まってますよ!!
まさしく、イタ車のアグレッシブな走りで魅了した、K氏!でも来年は、本物で来てね!!
紅一点、M嬢の可愛いらしいライディング!いつまでも、バイクに乗り続けてね!!  
弊社工場長の、マッシヴで迫力あるライディング!(ここで選に漏れた方、ごめんなさい!)  

ここからは先導車を引き受ける。先導は極度に緊張を強いられ、景色や、この先の素晴らしいワインディング道などを楽しむ余裕も無い。、8〜9割方ミラーだけ見ている状態。

緩やかなワインディング・ロードを、全員がゆっくりと走り抜ける!!
さわやか高原の風が気持ち良い!眠くなるぐらいの心地よさ!でも眠らないでね!!
箱根の名勝、すすきの仙石原をゆったりと行く!これこそ秋ツーリングのだいご味!!

お客様に紹介された、なじみの有名豆腐店で、留守宅の奥様への(彼女へ?)のお土産を買う。それにしても、二輪車は収納スペースがないので、持ち帰るのが大変!!

箱根の名物店、"笹とうふ"に到着!これだけの台数は、駐車スペースだけでは無理!! 「さて、何にしようかな?」品定めで忙しい!奥様の顔が、ちらちらと目に浮かぶ!!(人もいる?)
 
「よし、買ったぞ!」でも、どうやって帰るのか?苦肉の策がこれ!(昔の腰巾着状態?)  

あとは御殿場から高速に乗り、海老名を目指すだけ。帰路、東名高速の山並みを横に見て、トンネルをいくつも抜け、走り続ける。
・・・と、前方に見えるのは?、…スローダウンしているBSA A10とそれに付き添う、スタッフのSR500。2台は路側帯に止まっている。A10のエンジンがNG!らしい。
そこへ、後方から来たT.T.トラックが、一瞬でその現場を抜き去る。急には止まりきれなかったのか?、遥か前方にようやく止まり、そろそろとバックして近づいてくる。
素早く、A10をトラックに積み込んで出発。そうこうする内に最後の集合地、海老名パーキングに到着。

最終集合地、海老名に到着!もはや日も西に傾いて、お母ちゃんの顔が恋しくなる時間!? 伴走車の荷台に鎮座した?BSA-RGS!でもよかった!大事になる前に気づいて…….
さて、照明灯の明かりが目立つ夕暮れになる!それでは皆さん!来年まで、ご機嫌よう!

ふと気づけば、西の空に太陽は傾き、そろそろ薄暗くなってきている。やれやれ、今回も最後にリタイヤがでてしまった。
オーナーの落胆は、さぞかしだろう。整備工場へ入庫させたら、完全に修理し、早めに復活させてあげたいと思う。〔完〕



以上ですが、このT.T.ツーリング、お客さまからは、「年一回では物足りない!春先もやってほしい」との声が、少なからずあるのも事実。 それに、「平日ツーリングでは、会社が休めない!」方もいるとの意見も。ですから、その辺は今後の課題として考えたい。
さて、昨年参加いただいたお客様も、そして都合で参加できなかったお客様も、今年の秋のツーリングは、ぜひ一緒に走りたいですね。

今年の秋期(多分、10月の第三月曜日になる筈)、T.T.ツーリングの予定および、行程ですが、決定しましたら、1カ月ほど前に、HPにて告知する予定です。
過去に(どんな過去にでも可!)弊社でバイクを購入頂いた方も、もちろん参加資格がありますので、遠慮無用です。ふるってご参加ください。
それに、T.T.メンバー以外で、どうしても参加されたい方は、これからでも結構ですから、何か弊社扱いの旧車を、この機会に購入頂き仲間に入ってください。
(これは強制ではありません。念のため。・・・・とは言っても、これはやはり強制?に近いかもしれませんね!! ) Harry Inouye



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