MV Agusta 750S (1973)

 ロードレース常勝のGPマシンそのままのエンジンを与えられた公道仕様車のMV600の発展モデルが750S。ドメニコ・アグスタ伯のレースに掛けた執念ともいえる高性能、高価格、限定生産のこのインラインフォアは一般の人々には手の届かない「幻のMV」として、数多くのモーターサイクルの範となり、王者の座に君臨した。